羅漢図を高価買取!楽器の査定ポイントを徹底解説!

1.羅漢図を売りたいお客様へ

羅漢図は古くから仏教徒によって大切にされてきました。修行をする上で目標とすべき存在を描いた絵画を眺めながら、僧たちは修行に励んできたのです。最近では、現代芸術家の村上隆が羅漢をテーマに作品を発表したことにより、改めて注目されるとともに、若い世代にも関心が深まっている仏教絵画です。

2.羅漢図についての解説

羅漢とは阿羅漢の略であり、「資格を有する者」という意味の言葉で仏が涅槃に入るときに、仏教を守っていくことを誓った者をさします。仏教の中ではとても格の高い修行僧を指し、羅漢ではない者が羅漢を名乗ることは最も思い罰によって追放させられるほどでした。このような位の高い羅漢の姿を描いた仏教会が羅漢図として古くから仏教徒によって敬われてきました。

3.羅漢図の歴史

羅漢図は中国、唐の時代に流行し、多数描かれた後日本に渡り、主に中国で描かれたものを転写して日本中に広まりました。日本では、仏教の新しい宗派が多数生まれた鎌倉時代以降に特に盛んに描かれるようになりました。

4.羅漢図の代表作や作者

  • 重要文化財「絹本著色十六羅漢図」金大受筆 東京国立博物館蔵 南宋時代・12世紀
一幅に一人の羅漢を描いた品格の高い作品。全十六幅中十一幅が国内に現存しています。

5.羅漢図の買取査定ポイント

羅漢図は非常に人気の高い仏教絵画です。いくつか査定ポイントをまとめます。
  • 金泥などを使った豪華なものだと高額査定の可能性あり
  • 奈良時代・鎌倉時代など古いものの場合高額査定の可能性あり
  • 肉筆で描かれ、破損などが少ないものが望ましい
  • 当時の色彩が残っているかもポイント

6.羅漢図の取引相場価格

羅漢図は様々なものがあり、1万円前後が相場になります。しかし平安時代や鎌倉時代など、古いものだと数十万円の高額な査定価格になることもあります。ただ、現代で印刷されたものであったり、破損が激しいと1万円以下の査定価格になることもあります。

7.羅漢図の買取についてのまとめ

修行に励む僧の姿を一人一人の個性を際立たせて描いた仏教絵画・羅漢図。まるで生きているかのように生き生きと描かれた修行僧たちの姿は、色彩も美しく、美術品としてもとても価値が高い芸術品です。仏間に飾ることで、とても品格の高い仏教世界を味わうことができるため、現在需要が高まっています。ぜひ一度ご自宅の羅漢図の査定をされてみてはいかがでしょうか。