仏教絵画を高価買取！仏教絵画の査定ポイントを徹底解説！

1.仏教絵画を売りたいお客様へ

仏教絵画とは、仏教を描いた絵画のことを指します。紙に描かれたものだけでなく、絹、板、壁画なども含まれます。仏画とも呼ばれます。中央アジア、中国、チベット、日本などでそれぞれ特徴のある仏教絵画が描かれており、それぞれ仏教美術として人気があります。描かれた場所や時代によって作風が異なるもの魅力で、有名な作家の作品は骨董品としての価値も高いといわれています。

2.仏教絵画についての解説

仏教絵画とは仏教をモチーフにして描かれた絵画のことです。描かれた場所や時代によって作風や題材が異なります。紙、絹、板、壁画など全て含めて仏教絵画とされています。礼拝や崇拝の対象としてだけでなく、仏教の内容を描くことで分かりやすいようにとの思いが込められています。そのため仏教での重要な場面などが多く描かれています。また宗祖や高僧などの姿を描いた絵画などもあります。

3.仏教絵画トの歴史

仏教がおこってから数百年は、礼拝を対象とした絵画や仏教は作られていませんでした。そして釈迦が亡くなってから約500年が経過したころ、仏像が作られるようになります。仏教絵画もこのころから描かれていたのではないかといわれています。世界最古といわれているのは、インドのアジャンタの石窟寺院にある壁画です。紀元前1～2世紀に描かれたとされ、世界遺産にも登録されています。 日本へは仏教の伝来と共に伝えられたとされます。平安時代になると、中国の影響を受けて仏教絵画か多く制作されます。また鎌倉時代と入るとより多彩に、室町時代に入ると水墨画の仏教絵画も登場し、その後も現代に至るまで多数制作されました。

4.仏教絵画の代表作や作者

・玉虫厨子(法隆寺)　飛鳥時代 ・法隆寺金堂壁画　　奈良時代 ・吉祥天像　　　　　奈良時代

5.仏教絵画の買取査定ポイント

まずは保存状態がどうかは重要な査定ポイントです。またどんな題材が描かれているか、いつの年代のものかもチェックします。鑑定書や保証書があればさらに高値になる可能性もあります。
  • いつの時代に描かれたものか
  • 保存状態は良好か（変色、傷、汚れ、シミなどはないか）
  • どんな題材が描かれているか
  • 鑑定書（保証書）は付属しているか

6. 仏教絵画の取引相場価格

仏教絵画は保存状態や年代によって価格が異なります。 たとえば「古写経 紺紙金銀泥見返し絵(極楽図)」は約60万円です。平安時代に末期のもので、サイズは　25cm×19.5cm。紺地に金銀泥で賽の河原が描かれています。経年による劣化があります。 また「地獄図 大型掛軸」は約26万円です。江戸時代中期～後期に描かれたもので、サイズは本紙86cm×125cm　総丈189cm×137cm、箱付きです。経年による劣化があります。

7. 仏教絵画の買取についてのまとめ

仏教絵画は仏教をモチーフにした絵画の総称です。釈迦の入滅後、約500年経って仏像と共に始まったといわれています。中央アジア、中国、チベット、朝鮮、日本などで描かれ、それぞれ地域や時代ごとの特徴があります。単なる崇拝や礼拝の対象としてだけでなく、仏教の教えをわかりやすく説くためのものとして使われています。 仏教美術コレクターに人気があり、保存狀態の良いものなどであれば高額査定の可能性もあります。