奄美群島復帰50周年記念を高価買取!記念硬貨の査定ポイントを徹底解説!

1.奄美群島復帰50周年記念貨幣を売りたいお客様へ

奄美群島復帰50周年記念貨幣は平成15年に財務省から発行が発表され、造幣局で販売が行われた記念硬貨です。貨幣としては額面である千円相当の通貨という扱いになりますが、販売価格は6千円のいわゆるプレミアム型記念貨幣でした。彩色の施されたカラーコインとしては国内で2番目に発行されたもので、発行枚数の少なさから31.1グラムの純銀の地金以上の相場で取引されています。そのため、今奄美群島復帰50周年記念貨幣をお持ちのお客様は高く売ることができます。

2.奄美群島復帰50周年記念貨幣についての解説

奄美群島復帰50周年記念貨幣はオモテ面にルリカケスとテッポウユリという奄美群島にゆかりのある動植物がデザインされ、ウラ面には奄美大島や徳之島といった奄美群島を構成する島々が描かれています。特にオモテ面のデザインはカラフルに彩色されていて、販売額が額面を上回るプレミアム貨幣として販売されたのも、製造費用が額面以上にかかったためということになります。

3.奄美群島復帰50周年記念貨幣の歴史

奄美群島復帰50周年記念貨幣が発行されるきっかけは1946年2月2日以降に奄美群島が日本の行政権から離れて占領軍であった米軍の統治下に入り、太平洋戦争の終結後1953年12月25日に再び日本へと復帰した出来事によります。この記念硬貨が発行された2003年は奄美群島の復帰から50周年となる記念年ということで、同年6月10日に造幣局から5万枚が販売されました。

4.奄美群島復帰50周年記念貨幣の希少価値

奄美群島復帰50周年記念貨幣は販売枚数が5万枚と決して多くはないため、地金以上のプレミア価格での取引が行われています。1グラムあたり60円前後の銀相場に対して31.1グラムの純銀が使われているため地金としては2千円程度の価値ということになりますが、実際にはそれ以上の値段が付いていて希少価値があるといえるでしょう。専用のケースが揃っていれば査定金額の上昇も見込めます。

5.奄美群島復帰50周年記念貨幣の買取査定ポイント

奄美群島復帰50周年記念貨幣にはプレミアが付いているので、専用のケースの有無や銀貨の状態が買取査定の上では重要なポイントといえるでしょう。ただし、自分で銀貨を磨こうとしてかえって傷付けてしまうことのないよう、多少の汚れがあってもそのまま買取に出した方が無難です。
  • ケースは残っているか
  • 銀貨に傷はないか
  • 保存状態は悪くないか
  • 変色はしていないか

6.奄美群島復帰50周年記念貨幣の取引相場価格

奄美群島復帰50周年記念貨幣は買取と購入の価格に乖離が見られるため、収集家の需要がある記念硬貨と言えそうです。買取の相場としては3千円台~5千円台の場合が多いのですが、購入する場合には2万5千円程度の値が付いています。発行時の定価が6千円であったことを考えると、およそ4倍のプレミア価格ということになります。このまま高値での取引が続けば、買取の相場も上がっていくかも知れません。

7.奄美群島復帰50周年記念貨幣の買取についてのまとめ

奄美群島復帰50周年記念貨幣は太平洋戦争の終結後、日本の行政権から一時的に米国へと離脱した奄美群島の復帰から50年を記念して発行された記念硬貨です。発行枚数がそれほど多くないことや、奄美群島にちなんだカラーの図柄のデザイン性の高さなどから発行当時の6千円以上の高値で現在では取引されています。買取の際には専用ケースが揃っていることや、硬貨の状態も査定ポイントとして重要になるので、買取に出す方は付属品が揃っているかどうかも確認しておくことをおすすめします。地金としては2千円程度の価値ですが、これから購入するには2万5千円程度の金額が必要なプレミア記念硬貨ということができます。