国際連合加盟50周年記念を高価買取!記念硬貨の査定ポイントを徹底解説!

1.国際連合加盟50周年記念千円銀貨を売りたいお客様へ

国際連合加盟50周年記念千円銀貨は日本が国際連合に加盟して50年になるのを記念して発行された記念硬貨です。千円の額面に対して6千円という販売価格で発行されたこの記念硬貨ですが、残念なことに硬貨の製造に使われている31.1グラムの純銀相当の価格で買取している業者もあるようです。今後、銀のレートが上がることで価値も上昇してくる可能性もありますが、今売ると購入した金額を下回ってしまうことになりそうです。

2.国際連合加盟50周年記念千円銀貨についての解説

国際連合加盟50周年記念千円銀貨は表面に華やかなカラーの桜がデザインされた美しいカラーコインで、2008年にはコイン・オブ・ザ・イヤーを決める会で「ベスト・シルバー・コイン」の賞も受賞しています。日本=桜というイメージでデザインされた記念硬貨は数多くありますが、このコインはその中でもとりわけ優れた評価を受けています。

3.国際連合加盟50周年記念千円銀貨の歴史

日本が国際連合に加入した戦後の1956年以来、今では60年以上の月日が流れています。国際連合加入から50周年に当たる2006年9月下旬ごろに造幣局は国際連合加盟50周年記念千円銀貨を発行し、専用のケース入りで7万枚が販売されました。この銀貨の額面は千円ですが、プルーフ仕上げのカラーコインのため製造費用がそれ以上にかかり、販売価格は6千円というプレミアム硬貨として発行されています。

4.国際連合加盟50周年記念千円銀貨の希少価値

国際連合加盟50周年記念千円銀貨は買取額と販売額に大きな差があるので、これから購入したい方にとっては希少価値のある記念硬貨といえそうです。全部で7万枚と少なくない枚数が発行されたため、逆に買取においては販売額の6千円よりずっと低い金額になりそうです。一方、販売額では他のプレミア銀貨と同等の金額が付いていますので、投資目的での購入には今のところ向いていない硬貨と言わざるを得ません。

5.国際連合加盟50周年記念千円銀貨の買取査定ポイント

国際連合加盟50周年記念千円銀貨の買取査定は基本的に純銀のレートに左右されそうです。専用のケースに収められていることや、銀貨の状態も査定ポイントであることに違いはありませんが、それでも買取額には限度がありそうです。念のため、一般的な銀貨の査定ポイントも確認しておきましょう。
  • ケースは残っているか
  • 銀貨に傷はないか
  • 保存状態は悪くないか
  • 変色はしていないか
  • 銀のレートが高いときに売る

6.国際連合加盟50周年記念千円銀貨の取引相場価格

国際連合加盟50周年記念千円銀貨の取引相場ですが、買い取りの場合は31.1グラムの純銀のレートと同等の2千円前後か、少し色が付いて3千円台で買い取りをしている業者もあります。一方、販売の場合はケース付きで1万8千円程度のプレミア価格が付いていますので、やはり買取額と販売額に6倍~9倍の差があるようです。売却する際には業者を介するのではなく、ネットオークション等で直接取引を行った方が良いかもしれません。

7.国際連合加盟50周年記念千円銀貨の買取についてのまとめ

国際連合加盟50周年記念千円銀貨は日本が国際連合に加入した1956年から50周年を記念して2006年に造幣局から発行、販売された記念硬貨です。額面は千円ですが販売額は6千円のプレミアム貨幣で、今業者から購入するなら1万8千円程度の値が付いています。一方、今この銀貨をお持ちの方は業者に売ろうとすると2千円~3千円という査定になるので、高額で売りたい方は銀のレートが上がるのを待つか、ネットオークション等で直接ユーザー同士で取引するのを考えた方が良いかもしれません。いずれにせよ、今が売り時かどうかを慎重に判断した方が良い記念硬貨といえるでしょう。