日本画を高価買取!日本画の査定ポイントを徹底解説!

1.日本画を売りたいお客様へ

日本画は今も昔も骨董品愛好家、美術品愛好家から需要が高く、近年では外国人からの注目も浴びて価値が高くなっています。日本画の価値は、ご自身で判断するのは非常に難しいもの。蔵から出てきた、物置から出てきた、譲り受けた場合、「どうせ価値はないだろう」とそのまましまい直したり、処分を考えてはいませんか。あなたのご自宅の日本画、もしかしたらお宝かもしれません。今回は日本画の査定ポイントをまとめましたので、ご自宅に日本画をお持ちの方はぜひご参考にされてください。

2.日本画についての解説

日本画と一口に言っても、古いものだと平安時代の仏画から、現代で存命の画家が描いたものまで存在します。日本画は真贋の判断が難しく、確かな審美眼をもつ鑑定士に依頼する必要があります。 室町時代の水墨画、琳派、浮世絵などから、円山応挙や雪舟の絵画、狩野派、土佐派、大和絵屏風や北斎、広重、歌麿などの浮世絵は国内外からの需要が高く、もし本物であれば驚きの高値で取引されることは言うまでもありません。近年では近代、現代日本画家の作品も非常に人気が高くなっており、横山大観・加山又造・中島千波・小倉遊亀・鏑木清方・福田平八郎・平山郁男・片岡球子などの作品は高額査定が期待できます。

3.日本画の歴史

日本画とは、1870年代にヨーロッパから油彩画がもたらされ、日本で流行したのに対し、これまでの日本にあった図画に対して用いられた言葉です。日本画の特徴としてアメリカの哲学者・フェノロサは、写真のように写実的でなく、陰影がなく、輪郭線があり、色調が淡く、表現が簡潔、という点を挙げています。

4.日本画の代表作

国宝「紙本墨画山水図」雪舟 東京国立博物館蔵 国宝「紙本金地著色紅白梅図」尾形光琳 MOA美術館蔵

5. 日本画の買取査定ポイント

  • 時代が古いものは査定額が高くなります
  • 有名作家の作品は超高額査定の可能性あり。(横山大観・加山又造・中島千波・小倉遊亀・鏑木清方・福田平八郎・平山郁男・片岡球子など)
  • 購入時の鑑定書などがあることが望ましい。
  • 共箱・サインの有無も重要
  • 傷、よごれなどがないかも重要

6.日本画の取引相場価格

日本画の取引相場価格は、様々で、作家によって、また作家の中でももちろん作品によって大きく異なります。例をあげれば、人気の中島千波の日本画10号「月」は90万円ほどの査定額がついた前例があります。伊東深水の日本画10号「好日」は120万円ほど、文化勲章を受賞した加山又造の5号「火山風景」は、なんと330万円で取引されました。

7.日本画の買取についてのまとめ

日本画の買取査定で最も重要なのは作者ですが、人気作家のものは、贋作も多数存在します。さらに、一般的には知られていない作家のものがおもわぬ高額査定になることもあるほか、無名の絵画でも美術品として優れていれば、驚くほど高値で取引されることもあります。そのためご自宅に不要な日本画をお持ちの方はぜひ査定に出されてみてはいかがでしょうか。
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