洋画を高価買取!洋画の査定ポイントを徹底解説!

1.洋画を売りたいお客様へ

暮らしに彩りを添える洋画は、いつの時代もたくさんの愛好家が存在します。「絵を買う」と言うと、大金持ちの娯楽のように感じる方もいるかもしれませんが、近年では若い世代の美術への興味も高まっており、肉筆画や洋画、リトグラフ、版画などが高額で取引されています。今回は洋画の査定ポイントをまとめましたので、ご自宅に洋画をお持ちの方はぜひご参考にされてください。

2.洋画についての解説

洋画とは、西洋画のことで、油彩画もしくは水彩画のことを指します。古いものだとそれこそ15世紀前後の宗教画、16世紀のルネサンス絵画などになりますが、骨董品として出回る数で言えば圧倒的に、20世紀以降の画家の作品が多いです。高額査定が期待できる人気作家は、ピカソ、シャガール、マネ、モネ、ユトリロ、マリー・ローランサン、ゴーギャン、ゴヤなどをはじめとした西洋の画家たち。国内の洋画家でいうと、藤田嗣治(レオナール藤田)、草間彌生、村上隆、奈良美智、東郷青児、岸田劉生、村山槐多、絹谷幸二などは、版画、リトグラフであっても高額で取引されている超人気作家です。 一方、無名の画家の作品であっても美術的価値があったり、作品としての完成度が高ければ高値で取引されることも珍しくありません。

3.洋画の歴史

洋画の歴史はいくつかの時代によって説明できます。12世紀ごろまでは、美術といえば「建築」であった世界で、ジョットが描いた『ユダの接吻』は衝撃を与えました。14世紀から16世紀にかけてフィレンツェで起こった「ルネッサンス」は、復活を意味し、古典回帰し、人間の本来持つ美しさを表現して発展しました。ボッティチェリの『ヴィーナスの誕生』が有名です。17世紀には、光と影のコントラストが印象的なバロック芸術が、18世紀フランスでは「もっと自由に!楽しもう!」という華やかで自由奔放なロココ芸術が誕生しました。その後、写実主義や、モネで有名な印象派が流行し、現代ではさらに芸術の幅は広がっています。

4.洋画の代表作

ボッティチェリ『ヴィーナスの誕生』

5. 洋画の買取査定ポイント

  • 時代が古いものは査定額が高くなります
  • 有名作家の作品は超高額査定の可能性あり。(ピカソ、シャガール、マネ、モネ、ユトリロ、マリー・ローランサン、ゴーギャン、ゴヤ、藤田嗣治(レオナール藤田)、草間彌生、村上隆、奈良美智、東郷青児、岸田劉生、村山槐多、絹谷幸二など)
  • 額装されていると査定額アップ
  • 購入時の鑑定書などがあることが望ましい。
  • 共箱・サインの有無も重要
  • 傷、よごれなどがないかも重要

6.洋画の取引相場価格

洋画の取引相場価格は作者や作品によって大きく異なります。例えば、人気の洋画家藤田嗣治であれば、猫のリトグラフで90万円ほどの査定額になったケースがあります。現代美術家・草間彌生の『夜の花』のシルクスクリーンは190万円の価格がついた前例があります。

7.洋画の買取についてのまとめ

洋画の査定価格は本当に様々です。昭和以降の人気作家のリトグラフは高額査定になる可能性が非常に高いです。もちろん、リトグラフや版画よりも肉筆画が高額になることは言うまでもなく、もし肉筆画をお持ちであればその価値は計り知れません。ご自宅に不要な洋画をお持ちの方はぜひ査定に出されてみてはいかがでしょうか。