梅原龍三郎(うめはら りゅうざぶろう)を高価買取!絵画作家の査定ポイントを徹底解説!

1.梅原龍三郎を売りたいお客様へ

梅原龍三郎は、京都府生まれの洋画の絵画作家です。日本洋画界の重鎮として知られており、その画風は日本の伝統美術を取り入れた絢爛かつ大胆なものです。梅原龍三郎はフランスの印象派の巨匠・ルノワールの指導を受けており、東西の美術を融合したかのような作品を制作しました。また、ヴェネツィア・ビエンナーレの国際審査員を務めたり、フランス芸術文化勲章コマンドール賞を受賞したりするなど国際的に高く評価されています。

2.梅原龍三郎についての解説

梅原龍三郎の作品は豊かで鮮やかな色彩に彩られ、装飾的であるといえるでしょう。梅原龍三郎はやまと絵や南画、琳派の技法を大胆に取り入れ、独自の画風を確立しました。師匠であったルノワールに色彩感覚を誉められた梅原龍三郎でしたが、それには彼の実家が絹問屋だったことが関係しているのかもしれません。幼い頃から、絵師たちが絹に図案の模様を描いている様子を見て育ったからこそ得られた色彩感覚だったといえるでしょう。色彩と表現力の素晴らしさで高く評価された梅原龍三郎は、個性が際立つ作品を多く制作しました。

3.梅原龍三郎の歴史

1888年、梅原龍三郎は京都で絹問屋を営む家に生まれ、15歳頃から画家になることを志します。両親に反対されながらも、彼に商才がないことを知った父親は梅原龍三郎の望むまままにフランス留学を応援しました。フランスでさまざまな画家と交流した後、1913年に帰国して東京で個展を開きます。二科会や春陽会の設立に参加し、日本の近代美術を盛り上げます。1944年には東京美術学校の教授になりますが、8年後に辞任してヨーロッパに渡り、ヴェネツィア・ビエンナーレの審査員を務めました。また、1952年に梅原龍三郎は日本の文化の発展に貢献したとして文化勲章を授与されました。

4.梅原龍三郎の代表作品

「立裸婦」1915年 「雲中天壇」1939年 「紫禁城」1940年 「北京秋天」1942年

5.梅原龍三郎の買取査定ポイント

梅原龍三郎の作品の買取査定ポイントとして、保存状態が良好かどうかという点が挙げられます。梅原龍三郎の作品は色彩が命ですから、保存状態が良好であれば査定額にも大きく影響するでしょう。経年劣化すると、絵具のひび割れや剥離、カビや擦れ、そして変色などが見られるようになります。もしも自宅にある梅原龍三郎の作品をいつか売却しようと思っているのなら、作品の保管には十分気を配るようにしましょう。基本的には、油彩のキャンバスの寿命は100年、コーティングの寿命は10年ほどといわれています。それぞれの劣化に応じた対処を行っておくことで、経年劣化を最小限に抑えることができるでしょう。
  • 保存状態が良いか
  • 真作かどうか
  • 鑑定書は付いているか

6.梅原龍三郎の買取相場価格

梅原龍三郎の作品の買取相場価格は、約2万円から20万円ほどとなっています。「どうして巨匠なのに作品の買取相場が低いの?」と思う方もいらっしゃるでしょうが、これは贋作が出回っていることが関係しています。贋作が出回っていると作品の価値が下がる場合があり、梅原龍三郎の作品ではそれが顕著だといえるでしょう。東京美術倶楽部鑑定証書付きの鉛筆デッサン画「裸婦」は、約20万円で取引されています。また、鑑定シール付きの油彩作品「浅間山」は、経年による劣化が見られるもののおよそ15万円で取引されました。

7.梅原龍三郎の買取についてのまとめ

梅原龍三郎は、安井曾太郎と並んで近代日本洋画界の双璧といわれた絵画作家です。有名な絵画作家だけにコレクターも多く市場需要は高いながらも、買取相場はそれほど高くはありません。これには贋作が多いことが影響していますが、もしも真作であることを証明できるなら査定額アップに繋がるはずです。査定の前には作品の保存状態の良好さと共に、真作証明できるかも確認しておくようにしましょう。