小磯良平(こいそ りょうへい)を高価買取!絵画作家の査定ポイントを徹底解説!

1.小磯良平を売りたいお客様へ

小磯良平は、神戸生まれの洋画の絵画作家です。東京美術学校時代からその才能を発揮し、在学中には帝展に出品作品が入選を果たしました。群像表現で知られている小磯良平ですが、群像の作品を極めることを生涯のテーマにしており、優れた作品を残しています。また、戦争中には軍画家として中国に渡った経験もあり、戦争をテーマにした戦争画にも取り組みました。しかしながら、戦後には戦争画を描いたことを後悔しており、自らの画集に戦争画の作品を収録することはありませんでした。

2.小磯良平についての解説

東京美術学校で絵を学んでいた頃、小磯良平は自身の作品を出品します。当時、学校では学生が展覧会に出品することを禁止していましたが、その禁を破ってまでも実力を試したかったのでしょう。小磯良平は23歳の学生が描いたとは思えない完成度の高い作品で、画壇にデビューします。首席で学校を卒業した後、ヨーロッパに留学して絵画技法に磨きをかけました。小磯良平は日本に洋画を根付かせるために、市民的ながらもモダンな感覚と気品あふれる画風で独自のスタイルを築きました。また、油彩だけにとどまらず、素描や版画の作品も制作しており、いまもなお多くの人々に愛されている絵画作家の一人です。

3.小磯良平の歴史

1903年、小磯良平は神戸の貿易関係の仕事に携わっていた家に生まれます。モダニスト詩人・竹中郁と中学校で知り合い、生涯にわたって交友を深めました。小磯良平は親友と倉敷を訪れ、大原コレクションのフランス名画作品の展覧会に深く感動し、画家になることを志します。19歳のときに東京美術学校に入学、25歳のときには竹中郁と共にフランスに留学します。1932年に神戸で初めて個展を開き、成功を収めました。陸軍報道部によって戦争記録画制作のために召集され、上海に渡って戦争画を描きます。70歳の頃に赤坂迎賓館の壁画制作を担当し、功績を称えられて勲三等旭日中綬章を受賞します。さらに、1979年に文化功労者に選ばれ、1983年には文化勲章を受章しました。

4.小磯良平の代表作品

「練習場の踊り子達」1938年 「斉唱」1941年 「娘子関を征く」1941年 「二人の少女」1946年 「婦人像」1960年

5.小磯良平の買取査定ポイント

小磯良平の作品の買取査定ポイントとして、人気のある作品かどうかという点が挙げられます。作品の人気具合によって価値は変わることもあり、小磯良平の作品では婦人像が特に人気となっています。女性を描いた作品の中でも、外国の女性と日本の女性では日本女性が描かれてある作品のほうが人気があるため、査定額にも差が出るでしょう。
  • 人気のある作品かどうか
  • 真作かどうか
  • 保存状態は良いか

6.小磯良平の買取相場価格

小磯良平の作品の買取相場価格は、約2万円から40万円ほどです。人物像が多い小磯良平ですが、風景画を描いた作品も存在します。その一つ「ジャカルタ旧港」と題された水彩画は、1944年に制作されました。こちらの作品は出品時に保管用のタトウ箱付きで経年による変色が見られるものの、約40万円で取引されました。また、1968年頃の作品と思われるエッチング作品「バレリーナ」は、およそ30万円で取引されています。作品画面にシミが見られますが、小磯良平のサインが施されており真作保証済みの作品として出品されていました。

7.小磯良平の買取についてのまとめ

日本洋画界の巨匠として数多くの優れた作品を残した小磯良平。そんな小磯良平の作品を愛する人は多く存在しますから、買い手を見つけることは難しくないでしょう。小磯良平の気品あふれる人物画、中でも婦人画は人気です。人気のある作品なら市場需要も高く、高価買取を期待できるでしょう。