仏像を高価買取!仏像の査定ポイントを徹底解説!

1.仏像を売りたいお客様へ

仏像とは、仏の姿を表した像のことを指します。現在ではブッダだけでなく、仏教に関係する尊像のことを仏像と総称することが多いです。ブッダの死後はしばらく像が造られることはありませんでしたが、1世紀末頃に西方美術の影響を受け初めて作られました。木、金属、塑像など様々な素材で作られます。 仏教美術コレクターが仏像を集めることも多く、時代の古いもの、保存状態の良いもの、有名作家によるものなどは高値で取引されることもあります。

2.仏像についての解説

仏像とはブッダや菩薩、天部など仏教関係の尊像の総称です。木、金属、塑像など様々な素材を使って表現されます。仏像には如来、菩薩、明王、天部の4つのグループ分けることができます。また祖師像なども仏像に含まれることが多いです。 如来とは、仏の尊称です。修行により悟りを開いた人を表します。菩薩とは如来にあるために修行を積む人の姿です。明王とは密教信仰に関わる仏像で、衆生を力ずくでも帰依させる存在として描かれます。天部は古代インドの神々が仏教に取り入れられ、護りの神となった姿を表します。

3.仏像の歴史

仏教が誕生して約500年間は仏像は作られませんでした。理由は諸説ありますが、当時のインドでは尊像を作るという習慣が無かったからではないかとされています。 仏像が誕生したのは1世紀頃といわれています。ギリシャ芸術の影響を受けていたため、どこか西方の雰囲気を持っています。ガンダーラ地方で初めて造られた仏像は、2世紀に入りマトゥラ地方でも造られるようになります。その後、西方、中国に広まり、日本では6世紀終わり頃に作られるようになったとされます。その後14世紀頃までは盛んに作られていましたが、やがて衰退し、現在に至っています。

4.仏像の代表作や作者

・盧舎那仏坐像     752年  ・不空羂索観音立像   747年 ・阿弥陀如来及両脇侍像 平安初期

5.仏像の買取査定ポイント

まずは保存状態がどうかは重要な査定ポイントです。またどんな素材で作られているか、いつの年代のものか、作者は誰なのかもチェックします。鑑定書や保証書があればさらに高値になる可能性もあります。 ・いつの時代に作られたものか ・作者は誰か ・保存状態は良好か(変色、傷、汚れ、欠けなどは無いか) ・鑑定書(保証書)は付属しているか

6.仏像の取引相場価格

仏像は保存状態や年代によって価格が異なります。 たとえば室町~江戸時代に作られた「玉眼白毫水晶木彫観音菩薩像」は約250万円です。総高141cm(光背を含む高さ)仏像本体高約111cm、木彫りの観音像です。 また3m超えの木彫りの「 十一面観音像」も約250万円の値がついています。こちらは横幅約120cm奥行約90cm高さ約330cmで保存状態が良く、迫力のある仏像です。

7.仏像の買取についてのまとめ

仏像はブッダや仏教の信仰対象を表した尊像のことを指します。インドを起源とし、その後、中国。朝鮮半島を経て日本へ伝わりました。日本では6世紀の終わりころから作られ始め、14世紀頃までは盛んに作られていました。木、金属、塑像など様々な素材で作られて、現在でも信仰の対象となっています。 保存状態の良いもの、精巧に彫られているものなどは仏教美術コレクターなども人気があり、高額査定の可能性もあります。
  • 金銅仏(こんどうぶつ)