田村能里子(たむら のりこ)を高価買取!絵画作家の査定ポイントを徹底解説!
1.田村能里子を売りたいお客様へ
田村能里子は、愛知県生まれの洋画の絵画作家です。油彩だけではなく、壁画作品も数多く制作しており、明るい色彩と力強く温かい画風が特徴となっています。20代でインドに赴き、4年渡って現地の人々を描き続けました。原色を多く使用しても品格を落とさず、むしろ優しさやたおやかさを滲ませる作品が多い田村能里子。1988年頃から壁画制作に取り組みはじめ、これまで54点以上もの作品を完成させてきました。2.田村能里子についての解説
中学3年生の頃から画家を志していた田村能里子は、武蔵野美術大学で油彩を学びます。当初、旅芝居小屋や祭市といった郷土をテーマにした作品を制作していた田村能里子ですが、結婚を機にインド・カルカッタに滞在することになります。そこで仏教遺跡や生活に密着したインド美術の素晴らしさに触れた田村能里子は、アジアの大地を感じさせる力強い作品を制作するようになりました。乾燥した風が吹きつける、赤茶けた大地を思わせる「タムラレッド」と呼ばれる独特な赤色は、彼女の画風を特徴付けるものとなっています。3.田村能里子の歴史
1944年、田村能里子は愛知県に生まれます。中学生の頃から画家になろうと思っていた田村能里子は、愛知県立旭丘高等学校美術課程を卒業後、武蔵野美術大学油絵学科に進学します。1966年に大学を卒業して郷里の愛知県で作品制作に励みますが、1969年に結婚してインドへ渡ることになりました。1982年には、推薦公募制のコンクールとして知られている昭和会展に作品を出品し、見事優秀賞を受賞します。その4年後、文化庁芸術家外研修員として中国に滞在します。インドや中国の美術に影響された田村能里子は、1988年から壁画を制作しはじめました。2008年には、宝厳院に58枚からなる襖絵を奉納しました。4.田村能里子の代表作品
「赫い風紋」 「パープル色の憂い」 「風のたわむれ」 「李の風奏」 「風河燦燦燦燦自在」5.田村能里子の買取査定ポイント
田村能里子の作品の買取査定ポイントは、作品の種類にあるといえるでしょう。田村能里子の作品には油彩作品や壁画のほか、リトグラフなどの版画やデッサン、そしてパステル画なども存在します。そのため、作品の種類によって査定額は異なります。一般的に油彩作品は版画よりも価値が高く、高額で取引される可能性があります。しかし、版画やデッサン、パステル画などの作品でも絵画作家のサインが施されてり、真作証明済みの作品であれば価値は高くなるため、高額買取を期待できるかもしれません。- 作品の種類
- サインや落款があるか
- 真作かどうか
6.田村能里子の買取相場価格
田村能里子の作品の買取相場価格は、数万円ほどとなっています。油彩作品であれば価値は高いとされていますが、デッサン作品などの場合には3万円から5万円ほどで買取されているようです。田村能里子のデッサン作品である「かたらい」は、およそ3万円で取引されました。こちらの作品は、共シール付きで出品されており、真作保証済みの作品と見なされています。また、1980年の作品とされるデッサン作品「とびこえ」は、約1万円で取引されました。こちらの作品も共シール付きで出品されており、作品の左下にも絵画作家のものと思われるサインが施されています。7.田村能里子の買取についてのまとめ
一般的に田村能里子の油彩作品が、美術品買取市場に出回ることは少ないようです。リトグラフの作品は新しいものが平均15万円ほどで販売されていますが、油彩作品の買取相場価格は不明となっています。田村能里子は人気のある絵画作家で市場需要は高いといえます。当然のことながら、真作保証済みの作品のほうが真贋が不明な作品よりも高額査定されることは間違いないといえるでしょう。品物の取引相場価格を検索
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