イギリス ソブリン金貨を高価買取!記念硬貨の査定ポイントを徹底解説!
1.イギリス ソブリン金貨を売りたいお客様へ
イギリス ソブリン金貨には1484年から1604年まで発行された「旧ソブリン金貨」と、1816年から発行されている「新ソブリン金貨」の2種類がありますが、現在一般的にソブリン金貨といえば後者の「新ソブリン金貨」のことを指します。この金貨は現在では記念硬貨のような位置づけにあり、投資用や収集用に人気のあるコインです。このコインはK22の金で出来ているため価値が高く、金のレートが高騰している今でしたら高値で売ることができます。
2.イギリス ソブリン金貨についての解説
1871年から1885年に製造されたイギリス ソブリン金貨は表面にイギリスの国王が描かれていますが、ソブリンというのは「君主」という意味があります。また、裏面はイギリスの伝統的な図案である聖ジョージの竜退治が描かれています。ソブリン金貨はしばしばデザインが変更される金貨ですので、様々な図案のものがあります。イギリス ソブリン金貨は5ポンド貨から1/2ポンド貨までの4種類がありますが、いずれのコインもデザインは共通しています。
3.イギリス ソブリン金貨の歴史
イギリス ソブリン金貨は1816年にイギリスが金本位制を採用した際に発行された金貨で、1931年に金本位制が廃止されてからも記念硬貨のように扱われ発行が続いています。1800年代半ばのイギリスが国際社会の中枢を担った際に用いられた金貨で、1929年に世界恐慌の煽りを受けてイギリスの経済が大打撃を受けるまでは国際通貨としての地位もあったという由緒正しい金貨でもあります。
4.イギリス ソブリン金貨の希少価値
イギリス ソブリン金貨は一部の年代を除いては発行枚数が多く、希少価値は認められていません。一般的な金貨と同様に地金相当での取引が行われています。1819年銘や1841年銘のものなどは残存数も少なく希少価値が高いといわれているので、プレミア価格で取引されています。ソブリン金貨の価値は年度によって細かく分けられていますので、買取に出す際は複数の業者に鑑定してもらうと良いでしょう。
5.イギリス ソブリン金貨の買取査定ポイント
イギリス ソブリン金貨は地金相当で取引される年代と、プレミア価格で取引される年代があります。地金相当の年代であれば金貨の状態が少々劣化していても地金相当で買取してもらえますが、状態が良いに越したことはありません。一方、プレミア価格で取引される年代のものであれば金貨の状態が良好なことも高価買取の条件になりますので、保存状態には気をつけておきたいところです。
6.イギリス ソブリン金貨の取引相場価格
イギリス ソブリン金貨のうち、地金相当で取引されるものは日々の金レートによって相場も変わってきます。一例を挙げれば、39.9グラムの重量に対し純金の比率が91.7%の5ポンド貨であれば15万円前後での買取が行われています。これは、1グラムあたり4千円台後半という最近のレートを考えれば妥当といえます。一方、1966年銘のようにプレミア価格のものは1ポンド貨でも45万円という価格で販売されていますが、これ以上の価格の年代もあります。
7.イギリス ソブリン金貨の買取についてのまとめ
イギリス ソブリン金貨は現在では1816年から発行されている「新ソブリン貨」のことを指すのが一般的です。1929年に世界恐慌の影響でイギリスの経済が疲弊してしまうまでは国際社会で中心となる金貨でしたが、このために発行枚数が多く金貨としての希少価値は一部の年代を除いて認められていません。ただし、最近では金のレートが4千円台後半と今までになく高騰していますので、地金相当での買取でもかなり高値で買取してもらえます。買取に出す際はプレミア価格が付くのか、地金相当での買取になるのかを充分に調べた上で査定してもらうことをおすすめします。もし、希少価値のある年代のものであれば50万円近い価格が付く可能性もあります。
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