ナポレオン金貨を高価買取!記念硬貨の査定ポイントを徹底解説!
1.ナポレオン金貨を売りたいお客様へ
ナポレオン金貨はフランスで19世紀から20世紀にかけて製造された金貨です。ただし、フランスの20フラン金貨を総称してナポレオン金貨と呼ぶこともあるので、区別する必要があります。ナポレオン金貨は現在の地金型金貨の先駆けともいえる金貨で、日本の記念硬貨にも共通するところがあります。現在、金貨は金のレートが上がっていることもあり、何かのきっかけでお持ちの方は高く売ることができます。
2.ナポレオン金貨についての解説
ナポレオン金貨はオモテ面にナポレオン3世の肖像が刻まれていて、裏面にはミントマークとともに額面と発行年がレリーフされています。この金貨は発行年度が古いこともあって純度が90.0%と決して高くはないのですが、その分摩耗に強いという性質があります。ナポレオン金貨には冠が付いている「有冠」と呼ばれるデザインがあるのですが、数が少ない分だけ価値があるとされます。
3.ナポレオン金貨の歴史
ナポレオン金貨は狭義には1852年から1870年まで製造された金貨のことを指すのですが、それ以外の時期のものでもナポレオン金貨と呼ばれます。約1オンスの100フラン貨幣から約1/10オンスの10フラン貨幣まで4種類の金貨が発行されていますが、いずれも法定貨幣として多くの数が流通していました。1861年銘の有冠100フラン貨幣はこの1年しか製造されていないため、大変貴重な金貨です。
4.ナポレオン金貨の希少価値
ナポレオン金貨は製造された時期が古く、法定通貨として数多くが流通していたためグレードの低いものに関しては地金相当の価値ということになります。一方、1861年銘の有冠100フラン貨幣などの数の少ない年度のものや、アンティークコインとして通用する状態の良い金貨に関しては高い希少価値が期待できます。グレードの判定は専門の機関で行ってもらう必要があるので、まずは査定に出してみることをおすすめします。
5.ナポレオン金貨の買取査定ポイント
ナポレオン金貨は発行年度や金貨の状態によってプレミア価格が付く可能性があるので、複数の業者に査定してもらうと良いでしょう。ただし、グレードの低いナポレオン金貨に関しては一般的な金貨と同様の査定が行われます。
- 金貨に傷はないか
- 保存状態は悪くないか
- 変色はしていないか
- 金のレートが高いときに買取してもらう
6.ナポレオン金貨の取引相場価格
ナポレオン金貨のうち、地金相当での買取になる年度・グレードのものは明確な相場があります。約1オンスの100フラン貨幣の買取で12万円台~13万円台、約1/2オンスの50フラン貨幣で6万円台と金貨に含まれる金の量に比例した買取価格になるでしょう。プレミア価格が付く年度・グレードに関しては取引数が少なく、複数の業者に買取を依頼して最も金額の高い業者を選ぶと良いかもしれません。
7.ナポレオン金貨の買取についてのまとめ
ナポレオン金貨はフランスで19世紀から20世紀にかけて製造された金貨を指すのが一般的ですが、フランスの20フラン金貨を総称してナポレオン金貨と呼ぶこともあるので区別する必要があります。ナポレオン金貨は現在相場が上がっている金が90.0%以上使われている21.6K相当の金貨ですので、買取に出すことで高値で買取してもらうことができます。また、ナポレオン金貨は発行年度や金貨のグレードによってはプレミア価格での取引となることがあるので、複数の業者に査定してもらうことをおすすめします。金貨の状態も査定額を左右しますので、古い金貨ではありますが出来るだけ保存状態をしておくと良いでしょう。
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