聖徳太子肖像を高価買取!記念硬貨の査定ポイントを徹底解説!

1.聖徳太子肖像メダルを売りたいお客様へ

聖徳太子肖像メダルは聖徳太子が「十七条の憲法」を制定した604年からちょうど1400年後に当たる2004年に造幣局から発行された記念メダルです。記念硬貨とは違って額面の金額があるわけではないので、現金化するには買い取りなどを利用する必要があります。また、このメダルには約160グラムの純銀が含まれているため、少なくとも地金相当の査定は期待できます。将来的にプレミアが付けば更なる高値で売れる可能性もあります。

2.聖徳太子肖像メダルについての解説

馬の厩舎で生まれたと言われることから厩戸皇子とも呼ばれていた聖徳太子は飛鳥時代の人物です。一度に10人の話を聞き分けることが出来たというエピソードを持つ聖徳太子は「十七条の憲法」と呼ばれる法律を定めるなど歴史の教科書でも定番です。聖徳太子肖像メダルには「聖徳太子」という名とともに彼の肖像がデザインされていて、これは障壁画の「聖徳太子御絵伝」が参考にされています。

3.聖徳太子肖像メダルの歴史

聖徳太子肖像メダルは2004年に「十七条の憲法」が制定されてから1400年を記念して発行されたメダルです。聖徳太子は574年に出生した人物ですので、ちょうど30歳の時に「十七条の憲法」を定めたことになります。聖徳太子はその生涯を終える622年までに「遣隋使」の派遣や「冠位十二階」を制定するなど、歴史上に名を残す人物です。聖徳太子肖像メダルも歴史ファンにとっては注目のメダルといえるでしょう。

4.聖徳太子肖像メダルの希少価値

聖徳太子肖像メダルは発行された枚数のデータが残っていないのですが、造幣局から出されている同様のシリーズでは3千枚程度の発行数であることからそれほど多くの枚数が存在するわけではないといえます。ただし、国内では記念硬貨と比べると記念メダルのコレクションは一般的ではないため、現在のところはプレミアは付いていません。今後、年月が経過することでアンティークとしての価値が出てくる可能性があります。

5.聖徳太子肖像メダルの買取査定ポイント

聖徳太子肖像メダルは純銀製のメダルですので、一般的な銀貨と同じような査定ポイントになります。購入時に付いていた専用のケースが残されていることや、メダルの保存状態が良好であれば査定額もアップします。
  • ケースは残っているか
  • メダルに傷はないか
  • 保存状態は悪くないか
  • 変色はしていないか

6.聖徳太子肖像メダルの取引相場価格

聖徳太子肖像メダルはウェブ上でそれほど頻繁に取引されているわけではないのですが、買取・販売ともに行っている業者があるのでご紹介します。買取では6千8百円という値が付いていますが、約160グラムの純銀製であることを考えると地金相当より少し安い相場といえるでしょう。次に、販売では1万5千円の値が付いています。当初の販売価格が2万5千円だったので、やはり収集家の中でもあまり人気のないメダルといえるかもしれません。

7.聖徳太子肖像メダルの買取についてのまとめ

聖徳太子肖像メダルは2004年に「十七条の憲法」が制定されてから1400周年を記念して発行された記念硬貨です。同様のシリーズに「伊達政宗」などがあり、歴史上の人物の功績を称えたメダルは他にもいくつか存在します。日本ではメダルのコレクターがまだ一般的ではないため、ウェブ上でもあまり取引の形跡が見られないなどあまり人気のあるメダルとはいえなさそうです。ただし、今後メダル収集の需要が出たときに相場も上昇する可能性はあります。現在のところでは160グラムの地金相当での買取額にも満たない査定が出てしまうので、すぐに現金化したいのでなければ今後より高値で売れるタイミングになるのを待つという判断も考慮すべきでしょう。