前田青邨(まえだ せいそん)を高価買取!絵画作家の査定ポイントを徹底解説!

1.前田青邨を売りたいお客様へ

前田青邨は、明治から昭和の時代まで活躍した日本画の絵画作家です。小学生の頃から画家になることを夢見ていた前田青邨は、その夢を成就させ92歳でこの世を去るまで旺盛な創作意欲で作品を制作し続けました。大和絵を学んだ前田青邨は、伝統的な日本画に基づきながら、新しい日本画を生み出す新古典主義の作風を展開します。特に、昭和期に入ってからの肖像画の作品では、高度な写生力と大和絵の技法による独特の世界を表現することに成功し、高く評価されました。

2.前田青邨についての解説

明治時代には、主に歴史画の作品を数多く制作した前田青邨。その当時、日本国内では日本の歴史はもちろん、中国やインドなどの歴史や故事を題材として作品が多く制作されていました。大正期に入ってからは、取材旅行に基づいて描いた風景画の作品が多くなり、高い写生力を生かした作品制作を行いました。イギリスの大英博物館で模写を行ったことにより、さらに画嚢を肥やした前田青邨は、鋭い写生力と大和絵の技法を融合させた作品を制作します。洗練された画風を確立した前田青邨ですが、2010年には「洞窟の頼朝」が重要文化財に指定されました。

3.前田青邨の歴史

1885年、前田青邨は岐阜県に生まれます。子どもの頃から画家になることを志していた前田青邨は、1901年に上京して日本画家の梶田半古に師事します。1907年に大和絵系日本画家の研究団体である紅児会に参加し、大和絵の研究に励みました。1914年、日本美術院の同人となり、翌年には朝鮮に取材旅行に出掛けます。1922年からは日本美術院留学生としてヨーロッパに1年間滞在し、西洋絵画の研究に励みました。1951年、東京芸術大学日本画科主任教授に就任し、後進の指導に当たります。1955年には文化功労者に選ばれ、文化勲章を授与されました。1957年には香淳皇后の絵の指導役を担当したり、皇居長和殿の壁画を制作したりしました。

4.前田青邨の代表作品

「花売」1924年 「観画」1936年 「おぼこ」1944年 「Y氏像」1951年 「土牛君の像」1973年

5.前田青邨の買取査定ポイント

前田青邨の作品の買取査定ポイントは、作品の保存状態にあるといえます。真作であることはもちろん、作品の保存状態のいかんは査定を大きく左右します。日本画は保存が難しいため、経年による劣化が現れやすいといわれています。そのため、前田青邨の作品を売却しようとお考えなら、作品の保存状態に気を配るようにしましょう。湿気や温度に気を配るほか、紫外線の影響にさらされないように注意する必要もあります。前田青邨は人気のある絵画作家ですから、作品の保存状態が良ければ高額査定を期待できるでしょう。
  • 保存状態は良いか
  • 真作かどうか
  • 鑑定書は付いているか

6.前田青邨の買取相場価格

前田青邨の作品の買取相場価格は、約3万円から40万円ほどとなっています。「遊魚」と題された作品は、およそ30万円で取引されました。この作品は共箱付き、そして東京美術倶楽部鑑定委員会の発行した鑑定書付きで出品されていました。また、「鵜飼」は、およそ20万円で取引されました。こちらの作品は経年によるシミが見受けられますが、共箱付きの状態で出品されていました。

7.前田青邨の買取についてのまとめ

花鳥画や風景画、そして人物画などさまざまな作品を制作してきた前田青邨。前田青邨は現在でも人気のある絵画作家で、市場需要も高いといえるでしょう。それ故、前田青邨の作品を売ろうとする場合、買い手を見つけるのはそれほど難しいことではありません。高額査定を望むのであれば、作品の保存状態が良いこと、そして真作証明できるように付属品もすべて揃った状態で査定に臨むようにしましょう。