関東局始政30年記念切手を高価買取!記念切手の査定ポイントを徹底解説!

1.関東局始政30年記念切手を売りたいお客様へ

関東局始政30年記念切手は、戦前の旧満州国にあった関東州の支局設置から30年記念に作られた切手です。当時の関東州の局内でのみ発行された記念切手で、発行枚数そのものが非常に少ないことからプレミアが付いています。価値は額面によって異なりますが、最も低いものでも数千円台と、当時発行された他の記念切手と比べても価値が高くなっています。

2.関東局始政30年記念切手についての解説

関東局始政30年記念切手は1.5銭と3銭、10銭の3種類の額面が存在します。絵柄が全て異なっており、1.5銭は関東州の地図が、3銭には日露戦争で戦没した兵士の納骨祠、そして10銭は当時の関東州の町並みが描かれています。絵柄が3種もある非常に珍しい切手です。

3.関東局始政30年記念切手の歴史

1905年、日露戦争後のポーツマス条約によって日本が新王朝から租借地の権利を引き継ぎました。翌年には現在の中国の大連市近くに関東局が設置され、数十年に渡り統治を行いました。関東局始政30年記念切手はこの関東局設置より30年の節目となる、1936年に発行された切手です。

4.関東局始政30年記念切手の希少価値

関東局始政30年記念切手は日本で販売されず、関東州の局内でしか発行されなかったことから、プレミア切手の一つに数えられています。発行枚数も少なく、特に10銭切手は当時で5万枚ほどしか発行されなかったため、他の額面よりも高い価値があります。ただし、1.5銭と3銭も希少性は高くなっており、たとえバラであっても高値での買取が期待できます。

5.関東局始政30年記念切手の買取査定ポイント

関東局始政30年記念切手はプレミアが付いており、業者による買取でも高値が期待できます。しかし、切手の使用状態や、破れ・俺などのコンディションにより価値が変動するので注意が必要です。また、関東局始政30年記念切手は額面により価値に数万円もの差があるため、額面も査定に影響します。

  • 切手の使用状態(消印の有無)
  • 破れや汚れ、変色などは無いか
  • 切手の額面

6.関東局始政30年記念切手の取引相場価格

いずれの額面も、関東局始政30年記念切手の取引相場は高値水準になっています。最も価値が低いものは1.5銭切手ですが、バラでも3千円程度でオークション取引されていて、買取でも2千円少々が期待できます。3銭切手は更に価格が高く、バラでの価値が4千円弱、買取価格も3千円台となります。 そして一番価値が高いのは10銭切手です。未使用の美品であればバラで3万円~4万円で落札されることもあり、買取でも高値が期待できる一枚です。もし3種全て揃っていれば、価値や買取価格も更に跳ね上がるでしょう。

7.関東局始政30年記念切手の買取についてのまとめ

1936年に発行された関東局始政30年記念切手は、バラでも非常に高い価値を持つ記念切手です。発行枚数の少なさと一部地域での限定販売となったことから、同年代に発行された他の日本切手と比べても買取価格が高めです。中でも10銭切手は数万円の価値があります。しかし、1.5銭・3銭切手も価値が高いため、バラでも買取してもらう価値がある切手と言えるでしょう。