世界平和記念切手を高価買取!記念切手の査定ポイントを徹底解説!

1.世界平和記念切手を売りたいお客様へ

世界平和記念切手は、ヴェルサイユ条約の締結を記念して日本で発行された切手です。第一次世界大戦後すぐに発行された記念切手でもあり、現存する枚数が少ないと考えられていることから、額面以上の価値を持っています。特に発行枚数が非常に少ない10銭切手はオークションでも高騰しており、他の額面のものよりも取引価格も高くなっています。

2.世界平和記念切手についての解説

世界平和記念切手は1.5銭と3銭、4銭、10銭の合計4種類が発行されています。全ての切手には、平和の象徴と言われる鳩が絵柄に使用されており、3銭と10銭の切手は羽ばたく鳩とオリーブの枝が描かれています。額面により絵柄が2種類あるのが特徴です。

3.世界平和記念切手の歴史

1919年6月28日、フランスのヴェルサイユで講和条約が結ばれました。後にヴェルサイユ条約と呼ばれるこれは、当時の連合国とドイツ間で結ばれた条約です。日本で発行された世界平和記念切手は、これを記念して同年7月1日に発行されました。

4.世界平和記念切手の希少価値

世界平和記念切手は、10銭の切手とそれ以外で希少価値が異なる切手です。希少価値が違う理由は、10銭の世界平和記念切手のみ発行枚数が非常に少なかったからです。発行枚数が少ないため現存枚数も限られると考えられており、希少性の高い切手と認識されています。その一方、1.5銭~4銭の切手は10銭よりも発行枚数が多かったため、希少価値もやや低くなっています。

5.世界平和記念切手の買取査定ポイント

世界平和記念切手を買取査定してもらう場合、切手の額面によって買取金額が変動します。10銭とそれ以外ではかなりの違いが出るので注意が必要です。ただし、切手の状態も買取価格に影響するほか、4種揃った完品であれば付加価値が付き、通常より高値で売却できる可能性もあります。

  • 切手の額面
  • 切手の状態(折れや破れの有無など)
  • 完品は付加価値が付く可能性もある

6.世界平和記念切手の取引相場価格

世界平和記念切手の取引価格は額面ごとに異なっています。最も発行枚数が多いとされる1.5銭と3銭の世界平和記念切手は、それぞれ価値が数百円ほどで、オークションでの取引価格も数百円台です。4銭切手は比較的高値で取引されており、単体での価値が2千円前後あるため、買取でも高値になる可能性があります。そして10銭切手は最も価値が高く、5千円~6千円ほどの落札が見込めます。なお、4種完品はコレクションとしての価値が付き、オークションでは1万円ほどの価格で取引されています。

7.世界平和記念切手の買取についてのまとめ

ヴェルサイユ条約の締結を記念に発行された世界平和記念切手は、絵柄に鳩やオリーブをあしらった非常に珍しいデザインの切手です。1.5銭~10銭の4種類が発行されていますが、それぞれ価値が異なるため、買取価格も額面によって変わります。ただし、4種完品なら更に高値が付くことも考えられますので、揃えてから売却するのも一つの選択肢です。