愛国切手記念切手を高価買取!記念切手の査定ポイントを徹底解説!

1.愛国切手記念切手を売りたいお客様へ

愛国切手記念切手は、1937年に発行された日本の切手です。日本では初めてとなる寄付金を目的とした切手で、全国に飛行場を整備する募金を呼びかけるために発行されました。売上の一部を寄付金とし、飛行場整備の目的に使う目的で発行されており、額面が同年代に発行されたものとは少々異なるのが特徴です。このような経緯を持つ切手は愛国切手記念切手が初めてとなっています。

2.愛国切手記念切手についての解説

愛国切手記念切手は額面が当時の他の日本切手よりも若干高めになっており、4銭・5銭・6銭の3種類が発行されています。それぞれ2銭の寄付金が上乗せされており、実際は2銭~4銭の切手と同じです。絵柄は全て同じですが、単色刷りで異なる色が使われています。

3.愛国切手記念切手の歴史

1937年当時の日本は、全国的に飛行場がほとんど整備されていない時代でした。このような経緯を持つことから、売上の一部を飛行場整備に使うために愛国切手記念切手が発行されました。発行枚数は不明ですが、かなり多く出回っています。

4.愛国切手記念切手の希少価値

愛国切手記念切手は発行枚数が非常に多いと考えられており、希少価値も同年代の切手の中ではかなり低めの部類に入ります。第二次世界大戦前に発行された切手ではあるものの、寄付金を集める目的で発行されていることが背景にあります。愛国切手記念切手は発行枚数が多いためプレミアは付いておらず、買取価格が高騰するケースもめったに無いため注意が必要です。

5.愛国切手記念切手の買取査定ポイント

愛国切手記念切手の買取価格を分けるポイントは、消印の有無と切手そのもののコンディションです。特にコンディションが悪ければ価値が低くなるため、買取でも相場より値が低くなる場合があります。一方、切手の額面による違いは見られず、発行枚数も多いので高値は付きにくい点にも気を付けましょう。

  • 切手の使用状態とコンディション
  • 切手の額面による価値の違いは無い
  • 発行枚数が多く高値が付きづらい

6.愛国切手記念切手の取引相場価格

愛国切手記念切手はネットオークションでも取引が比較的多い切手です。コンディションや枚数によって異なりますが、1枚あたりの単価は低くなっているので高値は期待できません。これはオークションだけでなく、切手買取業者の買取でも同じです。 未使用で美品状態の愛国切手記念切手の落札価値は、1枚あたり200円~300円ほどになっています。額面に関わらず価値は同一で、業者の買取でも100円~200円程度になると考えられます。3種完品でも同様で、高値はつかないので注意しましょう。

7.愛国切手記念切手の買取についてのまとめ

1937年に発行された愛国切手記念切手は切手名称も珍しいですが、飛行場整備のための寄付を上乗せしている日本初の寄付金切手でもあります。しかし、実際は額面に2銭ほど上乗せされたのみの切手であり、4銭~6銭いずれの額面も高値になることはありません。まとめて売った場合は別ですが、バラではさほど高く売れないので注意が必要です。