第一回国勢調査記念切手を高価買取!記念切手の査定ポイントを徹底解説!

1.第一回国勢調査記念切手を売りたいお客様へ

第一回国勢調査記念切手は、1920年に実施された日本初の国勢調査を記念し発行された切手です。非常に珍しい経緯を持っていますが、同様の記念切手は他にも第二回・第十回のものが発行されています。第一回国勢調査記念切手は戦後間もない1920年9月25日発行されており、コレクターの間でも比較的高値取引されている一枚です。希少性も高めで、現存枚数も少ないと考えられます。

2.第一回国勢調査記念切手についての解説

第一回国勢調査記念切手は1.5銭と3銭の2種類完品です。使われている絵柄はいずれも同じもので、「大日本帝国」や「国勢調査」の文字が描かれています。なお、当時の切手としてはポピュラーな単色刷りで、1.5銭は青色、3銭は赤色が使われています。

3.第一回国勢調査記念切手の歴史

日本初の国勢調査は1920年に行われましたが、実際は1910年に計画されていました。これは日露戦争を始めとする戦争によって計画が遅れたことが理由です。本来よりも10年遅れで国勢調査が実施され、1920年に発行されたものが第一回国勢調査記念切手です。

4.第一回国勢調査記念切手の希少価値

第一回国勢調査記念切手は、他のプレミアが付いた切手のような希少性はありません。しかし、100年ほど前に発行された記念切手であり、現存するものは限られることから、1.5銭・3銭切手ともに額面よりも高い金額で取引されています。ネットオークションでも取引されているものの、出品数はごく僅かなことからも、比較的希少性が高いと言えます。

5.第一回国勢調査記念切手の買取査定ポイント

第一回国勢調査記念切手を業者に査定してもらう場合、切手の額面によって買取金額が若干変わります。また、バラでも買い取ってもらえますが、完品なら付加価値が付いて高値になる可能性もあります。ただし、切手の状態で価値が変動する点にも注意が必要です。

  • 切手の種類(1.5銭か3銭か)
  • 完品なら高値になる可能性がある
  • 切手の状態により価値が変動する

6.第一回国勢調査記念切手の取引相場価格

一般的な第一回国勢調査記念切手の取引相場は、1.5銭切手と3銭切手で目立った違いがありません。単体での価値は、1.5銭切手が千五百円~2千円、3銭切手は2千円ほどになっています。ネットオークションや買取業者の相場もほぼ同じで、1.5銭切手は千円台、3銭切手は2千円前後での落札が期待できます。 ただし、上記の価値は美品かつ未使用の状態に限ります。折れ・破れがあるものや、消印が付いた第一回国勢調査記念切手は並品として扱われ、1枚数百円ほどに価値が下がる可能性があります。

7.第一回国勢調査記念切手の買取についてのまとめ

国勢調査を記念して1920年に発行された第一回国勢調査記念切手は、計画より10年遅れで発行された記念切手とも言えます。第一次世界大戦頃の切手のため、現存枚数は非常に少ないと考えられますが、取引価格相場は1枚あたり千円~2千円ほどです。ただ、2種完品であれば買取価格がアップする可能性もありますので、業者に査定してもらうと良いでしょう。