皇太子帰朝記念切手を高価買取!記念切手の査定ポイントを徹底解説!

1.皇太子帰朝記念切手を売りたいお客様へ

皇太子帰朝記念切手は、明仁皇太子(後の今上天皇)がヨーロッパから帰国した際に発行された記念切手です。1921年に数種類の額面が発行されており、一部は希少性が高いプレミア切手になっています。ただし、皇太子帰朝記念切手は額面による価値の違いが非常に大きい切手であり、取引価格にも差が生まれています。業者に買い取ってもらう際は、額面に注意する必要がある切手です。

2.皇太子帰朝記念切手についての解説

皇太子帰朝記念切手は絵柄が1種類のみですが、日本初のオフセット印刷で作られた切手という特徴を持ちます。発行された額面は1.5銭と3銭、4銭、10銭の4種類です。なお、資格は他にも「昭和ご帰朝」など様々な呼び方がありますが、いずれも同じ切手です。

3.皇太子帰朝記念切手の歴史

1921年、第一次世界大戦後の日英同盟を維持するために、明仁皇太子がヨーロッパを訪問しました。半年にも及ぶ訪問でしたが、その後帰国が決まり発行されたのが皇太子帰朝記念切手です。急きょ発行が決まった経緯もあり、オフセット印刷が採用されたと考えられています。

4.皇太子帰朝記念切手の希少価値

皇太子帰朝記念切手は1.5銭と3銭、4銭と10銭とで希少価値が大きく異なる切手でもあります。価値が全く違うため、売却時は額面に注意したほうが良いでしょう。最も発行枚数が多い1.5銭と3銭はやや価値が低い一方で、4銭と10銭切手にはプレミアが付いています。ただし、4銭と10銭切手は若干価値が異なり、10銭切手のほうが希少性が高くなっています。

5.皇太子帰朝記念切手の買取査定ポイント

切手買取業者が皇太子帰朝記念切手を査定する際、特に重視されるポイントは切手の額面です。皇太子帰朝記念切手は額面による価値の違いが大きいため、基本的な買取価格は額面で決まります。ただし消印の有無や切手のコンディションも影響するため、状態次第では買取価格が低くなる可能性があります。

  • 切手の額面
  • 使用(消印)の有無
  • 切手そのもののコンディション

6.皇太子帰朝記念切手の取引相場価格

皇太子帰朝記念切手の取引金額は、1.5銭と3銭、4銭、10銭の3パターンに分けられます。最も価値が低い1.5銭と3銭の取引相場はほぼ同じで、いずれも落札価格が数百円台になっています。買取業者の査定でも500円~600円が相場です。 その一方、4銭の皇太子帰朝記念切手は価値が一気に跳ね上がり、バラでも1万円~1万2千円の価値があります。10銭切手は更に価値が高く、バラで1万5千円前後がオークションでの取引相場になっています。いずれも希少な切手のため、未使用美品であれば更に価値が高まる場合もあります。

7.皇太子帰朝記念切手の買取についてのまとめ

1921年に発行された皇太子帰朝記念切手は、額面による価値の違いが大きい切手の一つです。また、オフセット印刷が初めて採用された切手でもあり、切手コレクターにも人気があります。中でも4銭と10銭の切手はとても希少性が高く、取引価格も高値で推移しています。いずれもバラでプレミアが付いている切手ですので、買取してもらう価値がある切手と言えるでしょう。