満州国皇帝訪日記念切手を高価買取!記念切手の査定ポイントを徹底解説!

1.満州国皇帝訪日記念切手を売りたいお客様へ

満州国皇帝訪日記念切手は、旧満州国の皇帝であった溥儀が訪日したことを記念に発行された切手です。他にも「満州国皇帝御来訪」など複数の呼び方がありますが、いずれも同じ切手を指します。額面によって発行枚数が異なっており、それに合わせて価値も変わるのが特徴です。特に6銭と10銭の切手に関しては、戦前の切手としては比較的高値が付いています。

2.満州国皇帝訪日記念切手についての解説

満州国皇帝訪日記念切手は1935年4月2日に発行されました。額面は他の日本切手とほぼ同じく、1.5銭・3銭・6銭・10銭の4種類です。絵柄は2種類が使われており、1.5銭と6銭は比叡と白塔が、3銭・10銭切手は赤坂離宮が描かれています。

3.満州国皇帝訪日記念切手の歴史

1930年代当時、中国の一部は満州国と呼ばれていました。その頃に同国を治めていたのが溥儀という皇帝です。満州国皇帝訪日記念切手はこれを記念して発行された切手です。溥儀は訪日時に赤坂離宮を宿舎にしたと言われており、満州国皇帝訪日記念切手の絵柄にも使われています。

4.満州国皇帝訪日記念切手の希少価値

満州国皇帝訪日記念切手は1.5銭と3銭の切手と、6銭・10銭切手とで希少性が変わります。この点は戦前に発行された他の日本切手と似ていますが、額面によって価値も様変わりするので注意しましょう。元々1.5銭と3銭切手は日常的に使われており、発行枚数も多い反面、6銭以上の額面は使用機会が少なく、発行枚数も抑えられているのが希少価値に影響しています。

5.満州国皇帝訪日記念切手の買取査定ポイント

満州国皇帝訪日記念切手を業者に買取査定したもらう時、買取金額に最も影響するのが額面です。例えば1.5銭と10銭では、価値が10倍程度変わります。ただし、切手の使用状態にも注意が必要です。また、4種全て揃っていれば買取価格がアップする可能性もあります。

  • 査定してもらう切手の額面
  • 切手の使用状態
  • 4種完品なら高値が付く可能性がある

6.満州国皇帝訪日記念切手の取引相場価格

額面によって希少性が変わることから、満州国皇帝訪日記念切手の取引価格も額面ごとに異なります。1.5銭と3銭の2種類は、1枚あたりの落札価格がいずれも200円前後です。未使用の美品でもオークション相場が200円を超えることはめったにありません。 しかし、6銭切手はバラでも1,500円程度、10銭切手なら2千円ほどの価値があります。いずれも発行枚数が少ないため、1.5銭切手などと比べて高値が付いています。買取でも千円以上は期待できるでしょう。

7.満州国皇帝訪日記念切手の買取についてのまとめ

1935年に発行された満州国皇帝訪日記念切手は、様々な呼び方がある珍しい記念切手です。しかし、額面ごとの希少価値の差が大きく、特に1.5銭と10銭は千円以上の違いがあります。売る時は額面に気を付けたほうが良いでしょう。ただし4種完品を売る場合はこの限りではありません。買取業者にもよりますが、付加価値が付いて高値になる可能性があります。