ウイスキーに関する情報と高価買取のために把握しておきたい重要ポイント

1.ウイスキーを売りたいお客様へ

スコッチを始めとする有名な生産地があり、世界中で親しまれているお酒がウイスキーです。近年は世界的なブームになっており、一部は原酒不足によって販売休止にも追い込まれています。しかし、裏を返せばそれだけ人気が高いことを意味します。現在は買取価格も非常に高騰しており、銘柄によっては数十万円の値が付く場合もあります。

2. ウイスキーについての解説

ウイスキーは大麦やトウモロコシなどの穀物を原料に作られている蒸留酒です。イギリスのスコッチやアメリカのバーボンなどが有名ですが、日本でも様々なメーカーが製造を行っています。独特の琥珀色をしており、樽でじっくり熟成させて作るのが特徴です。

3. ウイスキーの種類

ウイスキーは日本でも好まれておりよく愛飲されていますが、その種類はたくさんあります。代名詞ともいえるスコッチウイスキーやモルト・ウイスキー、さらに海外でも美味しさが知れ渡り始めたジャパニーズウイスキーなど様々あり、それぞれ特徴も異なります。

3-1.日本人にも人気のスコッチウイスキー

スコッチウイスキーはイギリスのスコットランドで作られているもののことで、世界的に名が知られています。数多くの蒸留所にて作られており、「モルト・ウイスキー」「グレーン・ウイスキー」がスコッチウイスキーの源流で、価値の高さは折り紙付きです。モルトウイスキーはグレーン・ウイスキーに比べて知名度が高く、大麦麦芽を主原料としています。それに対してグレーン・ウイスキーはトウモロコシやライ麦、小麦を使用しており、それぞれ全く違った風合いを実現させています。 世界の五大ウイスキーのひとつに数えられ、スコッチウイスキーと名乗るためには様々なルールをクリアしなくてはなりません。だからこそ希少度が高く、王様のような存在なのです。

3-2. 世界進出しているジャパニーズウイスキー

ジャパニーズウイスキーはその名の通り日本で作られるもののことを指し、種類は基本的に「モルト・ウイスキー」「グレーン・ウイスキー」「ブレンデッド・ウイスキー」となります。多数の企業が蒸留所を持っており、サントリーの山崎蒸留所や白州蒸留所、ニッカウヰスキーの余市蒸留所などは特に有名で、その他にも大小様々な蒸留所が存在しています。サントリーの「響」「山崎」は日本だけでなく海外にも進出し本場イギリスでも愛されています。国内ではプレミア価格がつく例も珍しくはなく、日本人に合った飲み口が評判です。ジャパニーズウイスキーはサントリーやニッカウイスキーをはじめとした企業だけでなく、小さな蒸留所で地ウイスキーが作られることもあります。 買取時の査定価格にも銘柄人気が反映されるため、ジャパニーズウイスキーはコレクターにも注目されています。

3-3.アメリカンなバーボンウイスキー

バーボンウイスキーはアメリカのケンタッキー州などで作られているアメリカンウイスキーで、スコッチウイスキーに比べると歴史は浅いです。主原料として51%以上のトウモロコシを使用していることが求められ、その他にも多種多様な製法に関するルールが設けられています。日本においてはバーボンウイスキーという存在が法律的にはなく、ウイスキー類として定義されています。バーボンウイスキーは一般的に赤色系の色をしており、香りも豊かで人気を博しています。味は女性以上に男性が好む傾向があり、飲みごたえも十分あります。 アメリカンウイスキーの「コーン・ウイスキー」は作り方次第ではバーボンウイスキーと呼ばれることもあり、さらに同じくアメリカンウイスキーの「ライ・ウイスキー」もバーボンウイスキーと同じような熟成ルールが設けられています。

4. ウイスキーの歴史

ウイスキーは非常に古いお酒の一つで、数百年以上の歴史を持っています。具体的な製造開始年代等は不明ですが、日本では19世紀の黒船来航以降に広まったと言われており、20世紀に入ると日本オリジナルのウイスキーも製造されるようになりました。

5. ウイスキーの代表的な銘柄

6. ウイスキーの買取査定ポイント

ジャパニーズウイスキーの台頭の影響もあり、国内での需要は以前に比べて高まっています。プレミア価格がつくものも少なくないため、ポイントを押さえた上で買取査定をすべきでしょう。業者選びも価格を左右する重要なポイントです。

6-1.銘柄の人気度に注目する

サントリーの「響」は特にプレミア価格がついており、30年物は数十万円で売買されることもあります。21年物は数万円での売買となっており、熟成期間によっても価格に変化が見られます。ただし最も重要なポイントは銘柄となり、希少価値のついている響などは多くの業者が買取したいと躍起になっています。ジャパニーズウイスキーの他のスコッチウイスキーやバーボンウイスキーなども同様に希少価値のある銘柄はたくさんあります。需要が多くて数がそれほどない銘柄は査定価格が高くなる傾向にあります。マッカラン18年、ブナハーブン25年などのスコッチウイスキーも高い価格が期待出来ます。 単純に銘柄や熟成年数が長いだけではダメで、購入時に付属している箱などの付属品の有無や状態もチェックポイントです。

6-2. 保管方法や状態が査定ポイントになり得る

銘柄の善し悪しに加えて保管方法やウイスキーそのもの、さらにボトルの状態も査定の際に重要視されます。ウイスキーは他のお酒類に比べて保管しやすくクオリティを維持し続けやすいのですが、保管場所を間違えるとかなり劣化します。日光や湿気には気を配るべきで、冷暗所での保管が一般的です。横に寝かせて保管するのではなく立てることが基本です。箱入りのウイスキーの場合はどうしても寝かせた状態で保管する人もいるのですが、品質維持のためにも立たせておきましょう。 ボトルに貼られているラベルに破れや汚れなどのダメージが加わると商品的な価値が急激に下がり、査定時の価格も安くなってしまうでしょう。

6-3.業者選び次第で査定価格が大きく変わる

蒸留所や銘柄が、ウイスキーを売却する際には大切な要素となるのですが、同じウイスキーであっても業者によって査定価格に差が生まれます。「良心的なところか」「お酒に関する知識を有しているか」が特に重要で、査定を依頼する際には事前に相場の把握をしておきましょう。何年物の商品なのかも大切なポイントですし査定金額に影響を与えるためそれを踏まえた上で調査してください。 複数業者への相見積もりも時には重要な手段となりますし、評判の良い買取業者を選択することも不可欠な方法です。公式サイト上に買取実績が掲載されている場合はそれもチェックし、口コミも参考にすると良いでしょう。

7. ウイスキーの取引相場価格

他のお酒と比較して、ウイスキーは大半の銘柄が高値で取引されています。安い銘柄となると、1本あたり数百円にまで下がってしまいますが、ほとんどの銘柄が数千円~1万円程度で取引されているほか、希少価値が高いものやプレミア付きの銘柄は数十万円にまで跳ね上がります。特に熟成年数が長いものは、10万円を超えることも珍しくありません。例えばサントリーの響は高価格が期待できます。古い銘柄なら、50万円以上の価格も期待できるでしょう。

8. ウイスキーの買取についてのまとめ

現在のウイスキーは世界的なブームが起こっており、国産の銘柄も軒並み高騰・品薄状態になっています。定価以上の値で販売されている銘柄も少なくはありません。熟成状態など価値に影響する面は様々ありますが、買取相場も高止まりしています。自宅に眠ったウイスキーがお宝に化ける可能性もあるため、一度査定を受けてみるのも良いでしょう。