陶磁器(とうじき)を高価買取!伝統・工芸品の査定ポイントを徹底解説!
1.陶磁器を売りたいお客様へ
陶磁器はセラミックの一種で土を固めて焼いて作ったものの総称です。焼き物とも呼ばれています。陶磁器は、骨董業界では非常に高額で取引されるジャンルの一つです。人気の窯元、有名作家、人気ブランドのものであれば高額査定が期待できます。今回は陶磁器の査定ポイントをまとめましたので、ご自宅に陶磁器の食器をお持ちの方はぜひご参考にされてください。2.陶磁器についての解説
陶磁器とは、陶器と磁器の総称です。古くから世界の各地で宗教儀式の道具から食器まで、様々なシーンで使用されている陶磁器。日本を代表する陶磁器といえば、九谷焼、有田焼、伊万里焼、萩焼、益子焼、信楽焼、美濃焼などがあります。海外の食器ブランドとして有名なのは、ウェッジウッド、マイセン、リチャードジノリ、セーブル、エルメス、ミントン、ロイヤルコペンハーゲンなどがよく知られており、国内でも大人気です。このような窯元、メーカーの陶磁器は非常に人気が高く、コレクターも多数存在し、常に高額で取引されています。3.陶磁器の歴史
陶磁器の歴史は非常に古く、日本では紀元前1万2千年から陶磁器が使われていたと言う証拠が残っているのだそうです。日本の陶器作りは秀吉の朝鮮出兵の頃から中国・朝鮮の技術を取り入れ、大きな発展を遂げます。4世紀にはすでに現代と同様の高温の窯で割れにくい陶磁器を焼き上げる技術を持っていたとも言われています。4.陶磁器の代表作
重要文化財「古九谷色絵竹叭々鳥文大皿」江戸時代 東京国立博物館蔵 重要文化財「古九谷色絵牡丹獅子文銚子」江戸時代 東京国立博物館蔵5. 陶磁器の買取査定ポイント
- 古いものであれば、作者が判明していたり、銘があると高額査定の可能性あり
- 汚れ・欠け・割れなどがないかは非常に重要。
- カップアンドソーサーなどはフルセットで査定へ
- 食器類はフルセットでないと査定が大幅に下がることも。
- 販売時の共箱があると査定額アップ
6.陶磁器の取引相場価格
陶磁器の取引相場価格は、まさにピンからキリまであるので一概にはいえませんが、高額査定価格がついたものとして、マイセンの高さ47cmほどのフィギュリンで40万円ほど、人間国宝徳田八十吉の花器で25万円前後、ウェッジウッドのアストバリーブラック茶器セットで35万円ほど、江戸中期の古九谷皿で70万円ほど、などの例があります。7.陶磁器の買取についてのまとめ
陶磁器は愛好家が多く、思わぬ高額査定になりやすいです。作者やメーカー、ブランドや窯などが分かっていれば安心ですが、もしよくわからない古いお皿や茶碗が出てきた、と言う場合でも一度査定に出されることをお勧めします。- 益子焼(ましこやき)
- 九谷焼(くたにやき)
- 美濃焼(みのやき)
- 伊賀焼(いがやき)
- 常滑焼(とこなめやき)
- 信楽焼(しがらきやき)
- 備前焼(びぜんやき)
- 萩焼(はぎやき)
- 伊万里焼(いまりやき)
- 有田焼(ありたやき)
- 唐津焼(からつやき)
- 薩摩焼(さつまやき)
- 壺屋焼(つぼややき)
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