香道具(こうどうぐ)を高価買取!香道具の査定ポイントを徹底解説!
1. 香道具を売りたいお客様へ
香道具とは聞き香で使う道具のことです。香炉・香盆・銀葉挟(ぎんようばさみ)、香匙(こうさじ)、香筋(きょうじ)、鶯(うぐいす)、羽箒(はぼうき)、灰押(はいおし)、火筋(こじ)などがあります。香具ともいいます。 香木を割り、たたいて聞き、記録するために使用します。これらの道具はほとんどが江戸時代初期までに整備されたと言われます。香道具は流儀による違いはほとんどないとされます。蒔絵などが施されたものは、高額査定になる場合もあります。2. 香道具についての解説
香道具は香道で使われる道具になります。香木を割って聞き、記録するために使用します。香炉の他、主な道具を7つ道具といいます。それが、銀葉挟(ぎんようばさみ)、香匙(こうさじ)、香筋(きょうじ)、鶯(うぐいす)、羽箒(はぼうき)、灰押(はいおし)、火筋(こじ)の7つです。 香道の主な流派には、豪華な蒔絵や梨地の物が多い「御家流・米川流」と、桑木地を使用する「志野流」などがあります。そのため道具の違いはありませんが、材質が違った香道具が多くあります。3. 香道具の歴史
香木は595年に淡路島に漂着したのが最初と言われています。その後、古代インドから中国、日本へと仏教と共に香文化が伝来しました。香道として確立したのは室町時代で、一部の上流階級の芸道として発展していきました。 そして独自の文化として発展し、当時としては貴重な東南アジアの天然香木を判別するようになりました。そして主に御家流と志野流の2派に分かれ、この2つが現在まで香道を継承し続けています。御家流は豪華な蒔絵や梨地の香道具を、志野流は桑木地の香道具を使用しています。4. 香道具の代表作や作者
- 純金台子皆具(じゅんきんだいすかいぐ) 1639年
- 叢梨地牡丹唐草向鶴紋散蒔絵調度(むらなしじぼたんからくさむかいつるもんちらしまきえちょうど) 18世紀
- 山水蒔絵十種香箱 18世紀
5. 香道具の買取査定ポイント
まずはどの時代にどの作者の手によって作らえたかが重要です。また香道具は複数の道具から成り立っていますので、それらが全て揃っているのかもポイントとなります。そして装飾・文様・素材などが施されているのかも大切です。 代表的な査定ポイント- どの時代の誰の作品であるか(証明書や鑑定書があれば尚良し)
- 作者の署名があるか
- 保存状態は良好か(汚れがない、箱が残っているかなど)
- 道具は全て揃っているか
- どんな装飾が施されているか
6. 香道具の取引相場価格
香道具は装飾や時代、誰の作品であるかによって数十万~百万円など、価格が大きく異なります。 例えば、豪華な蒔絵は施された「蒔絵香道具一式」には、約100万円の値がつきました。こちらは香盆20.2cm × 17cm × 高さ 2cm)、銀葉盤16.3cm × 7.2cm × 高さ 2.1cm、香札箱 15.5cm × 6.6cm × 高さ 1.9cm、重香合 6.4cm × 5.8cm × 高さ 7.2cm、香箱(高) 7.2cm × 4.9cm × 高さ 4.8cm、香箱(低) 7.2cm × 4.9cm × 高さ 2cm、札筒 4.4cm × 4.4cm × 高さ 7.5cm、朱色盤 20cm × 17cm、聞香炉 × 2 直径 8cm × 高さ 6.3cm、銀葉× 3 2.9cm × 2.9cmの10種が揃っています。 やはり香道具が一揃いになっているものには高値がつく傾向にあります。7. 香道具の買取についてのまとめ
香道具は香道で香を聞くための道具です。香炉などの他に7つ道具と呼ばれる道具が用意されています。この道具によって、香木を割り、香りを聞きます。これらの香道具は江戸時代初期までに整備されたと言われています。香道具は流派によって装飾が異なり、「御家流」は蒔絵・梨地を、「志野流」は桑木地を主に使用します。 保存状態が良いもの、有名作家の手によるものなどは高額査定の可能性もあります。品物の取引相場価格を検索
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