中国文房具を高価買取!中国文房具の査定ポイントを徹底解説!
1.中国文房具を売りたいお客様へ
中国文房具は、日本の書道具と同じく、現代ではあくまで趣味や芸術の世界になってしまいましたが、元はといえば書道具のルーツは中国から伝わって参りました。 そんな中国文房具について、歴史などを交えながら査定のポイントなどをまとめましたので、中国文房具をお持ちの方は参考になさってください。2.中国文房具についての解説
中国文房具は、日本の書道具と同じく、筆、硯、紙、墨の文房四宝が基本になります。元々、文房四宝も中国から入ってきた言葉です。その他、水滴(水差し)や筆筒、毛氈などの周辺器具が、文房具にあたります。 このうち、主に取引が行われるのは長年使い続けることができ、経年劣化も起こしづらい硯と、水滴などの周辺器具になります。3.中国文房具の歴史
黄河流域で文明が興り、甲骨文字が発明され、そこからやがて漢字が生まれました。 筆や硯、墨は比較的早くに発明されましたが、紙はやや遅れて発明されます。 中国硯として最も名高い端渓硯は、唐の時代から生産が始まりましたが、宋の時代になって広く知られるようになり、生産量も増え、日本にもこの頃輸入されています。 水滴などは景徳鎮などの有名な窯で焼かれたものや、あるいは金属工芸によって作られるようになりました。4.中国文房具の代表作
海外の物である上に日用品ですので、日本で広く名の知られた固有の作品などはありませんが、愛硯家などの間では中国の古い硯は高値で取引されています。5.中国美術の買取査定ポイント
- 来歴がはっきりしており、鑑定書などがついていること。
- キズや汚れ、破損などがなく、状態がいいこと。
- 製造当時の外箱がそのまま残っていること。
- 端歙などのような現代にも残るようなブランドなのがわかっていること
- 精緻な加工が施され、美術的価値の高いこと
6.中国文房具の取引相場価格
中国文房具は、主に取引されるのは硯と周辺器具になります。筆や墨は消耗品であるため現存数そのものが少なく、貴重です。 ですが、筆の良品もまれに存在し、その場合は高い値がついています。 安いものでは硯でも数千円ですが、高品質なものはえてして数万円、あるいは十万円以上で取引され、現代でも実用に堪えるものも多く現存しています。7.中国文房具の買取についてのまとめ
中国文房具は、日本の書道具と使い方はほぼ同一ですが、そのデザイン性において日本には見られないものが数多くあります。 そのため、日本でも好みで中国のものを集めていらっしゃるかたもおり、また小型の物が主になりますので、欧州などから買いにいらっしゃる方もおられるようです。 ですが、中国骨董は人気が高いぶん模造品も多く出回っているため、自宅にあったものが本物かどうかも、一般的に見分けをつけるのは困難です。 ですから、信頼のおける業者に鑑定してもらうのが重要になります。 ご自宅に不要な中国文房具をお持ちの方はぜひ査定に出されてみてはいかがでしょうか。品物の取引相場価格を検索
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